【高校生必見】大学受験の勉強の仕方全部教えちゃいます~国語編~

 

 

 こんにちは 、ソーダ星人です。実は予備校での集団授業を数年経験している私なのですが、今回はそんな私が実体験や予備校生の悩みを参考に大学受験の勉強方法のすべてを紹介していこうと思います。

 これから大学受験を始めようとしているがどこから手を付ければいいかわからない、そんな人のための勉強方法を一から紹介していきます。

 最初は国語です。ぜひ参考にどうぞ!!

 

 

 

 

 0.そもそも国語って新共通テストでどんな感じで出るの?

 

  一時は記述式になるかもしれないと噂されたこの新共通テストですが実際のところ国語の試験の内容は前回のセンター試験と何が変わったのかという疑問を持つ方も多くいると思います。

 結論から言うと国語に関してはとしてはほとんど変わらないと思ってもらって大丈夫です。

 もちろんマーク式は変わらないですし、「現代文」「小説」「古文」「漢文」のすべて50点の200点満点の出題構成も同じです。実をいうとほかの教科も(英語のリスニング以外)はさほど変わっていないようです。

 

 1.国語の勉強計画

 

 ・いつ勉強し始める?

 

 さあ、国語の大まかなテスト内容を知ったところで国語以外にもたくさん勉強しな  ければならない教科がある中どのタイミングで国語を勉強し始めればいいのでしょうか。実はそれはある程度答えがあります。先にその答えを発表してしまうと・・・

    夏休み中!!!

 これ一択だと思っています。

 なぜかといいますと国語は他の社会科、理科科目などの暗記とは別の「国語特有の解き方」を勉強していく必要があります。しかし、学生の半分くらいが普段の読書やセンスによってある程度身についている場合があります。

 どちらにせよ早いうちに自分がどのくらいその解き方が今身についているのかを知らなくてはなりません。なぜならそれによってこれからの勉強方針が大きく変わっていくからです。

①もし「めちゃめちゃ解ける!余裕!」ならこれからは他の教科の勉強に時間を費やすことができます。この場合逆に国語を勉強することはおすすめしません。このような人に限って勉強することで逆にわからなくなることが珍しくないからです。

 

②もし「言っていることは多少わかるけど問題が解けない」場合でも焦る必要はありません。問題が解けないのはまだ問題自体に慣れていないことが多いからです。これからの模試で徐々に慣れていくことになります。

 

③もし「全然わからん、いっちょんわからん」となった場合は一から参考書などで読み方の練習からしていく必要があります。こればっかりは身につくまでに時間がかかることが多いので夏の今から根気強く頑張っていく必要があります。しかし逆に考えて夏にこの国語力の低さわかっていなかったら、最後まで読み方すら身につかず試験に臨まなくてはならないかもしれません。

 

 あなたは①②③のどれに当てはまるでしょうか。国語は一度力をつけると比較的長い時間持続してくれるという特徴もあります。それも早い夏の時点で勉強しておく理由の一つです。

 では、どのような勉強をしていけばいいのでしょうか。それについて次の項目で解説していきます。

 

 

・何を勉強すればいいの?

 学校が夏休みに入り、さてこれから机にむかって国語を勉強しようとしたときにある疑問が浮かび上がります「どの教材を使って勉強していけばいいんだ??」

 恐らく皆さんの机には今まで学校で使っていた教科書や参考書、先輩や兄弟のおさがりの問題、何となく気分で買った市販の参考書などなど・・・が散乱していることでしょう(「散乱」しているのは当時の私だけでしょうか?)

 よくある失敗例としてはこれらを何となく勉強して統一テストであまり結果が出ずに辞めてしまうという例。しかしここまで読んでくださった皆さんならなぜこれが失敗してしまうのかわかりますよね。

 確認しますがこの夏休みで国語を勉強しているのはまず自分の力量を図るため、なので適当な参考書をやっても残念ながら無駄なのです。

 ではどうすればいいのか、実はここで今の状況にぴったりな参考書があるのです。

 それがずばり・・・入試の過去問(センターのものも可)

 なのです。自分の力量を図るのはやはり実践に一番近い問題をやるのが一番という理由に加えて僕の高校時代の国語の先生が「過去問は最高の問題集」と言っていたようにこれらを少なくとも夏休みにやりこむことで国語の問題を解く土台をつくることができます。

 具体的には

   ・それぞれの大問の時間配分

   ・自分に合った大問の解く順番

   ・過去の出題傾向

   ・長文を読み込む体力

   ・重要でないところを流して読む技術 など

を夏休みの終わりにはびっくりするほど身についていることになります。

 でも今過去問をやったらあとでできなくなるからもったいない、、、と思っている方もいると思いますが、夏休みにやってしまっても実際半年後の入試に向けて本番形式の勉強をするときにはすっかり内容は忘れているものです。

 

 

 2.「現代文」「小説」「古文」「漢文」の具体的な勉強方法と解き方

 

 ・いったい何語ですか「現代文」

 全体的な国語の勉強の方針が決まったところで大問それぞれについての勉強方法と実際の解き方にスポットを当てていきたいと思います。

 おそらく誰もが現代文を読んだ後に思うであろう「何語だよ」。現代文の文章は基本的に難しいことを難しい言葉で難しくしゃべっていることがほとんどです。これによって読んだ多くの学生は思考停止に陥てしまうことでしょう。

 しかし現代文は書いてあることをすべて理解しようとすること自体が間違いなのです。逆にもし内容を完璧に理解できていたとしても問いに正しく答えられなければ高得点をとることはできないのです。さらにはすべてを理解しようとすると大幅な時間ロスにもつながります。

 つまり内容が一切わからなくても問いさえ解ければ得点は落とさないわけでこの考え方こそが現代文を解くうえで一番大事な考え方になってきます。

 よって現代文を勉強する際には問いに対してどこを読めば答えがわかるのかを探す力をつけることを意識して勉強していきます。

 具体的には 先に問いを1つみる

    →問いを頭に入れながら文章を読む

    →問いに答える

 

 これを繰り返していけば自然と問いに答える力がついてくるのと同時に時短の解き方を身に着けることができるというわけなのです。

 

 

 ・たまに普通に面白い「小説」

 現代文とはうって変わって書いてあることはわかるし、なんならたまに面白いとすら思うが点数だけは取れないのが「小説」ですが、基本的には先ほどの現代文の解き方、勉強の仕方と変わりはありません。同じように問いを見てから文章を解くようにしていきましょう。

 しかし現代文と大きく違う点は登場人物の感情が聞かれることです。

 例えば「〇〇くんはこの時どうしてこのように考えたのですか」などの問いが出てきます。このような問題を解くその解き方なのですが人によって若干解き方が変わってくると私は思っています。

 どういうことかというと小説の読み方には大きく次の2つがあると考えられています。

 ①小説の話にとことん入り込む「超主観タイプ」

②小説の話に一切入り込まず冷静に読む「超客観タイプ」

 

 あなたは果たしてどちらのタイプに分類されるでしょうか。ちなみに私は①の「超主観タイプ」で実際に何度か感動的な話では泣いたこともあります。

 どちらにも良いところはあり、

 ①は読むスピードが比較的早く、うまく自分と登場人物の感情を一致させれば満点を取ることも難しくありません。

 ②は完全に文脈で答えを出せるので変な勘違いを起こすとこがまずなく安定して点を取ることができます。

 

 小説を勉強する時には現代文の解き方に加えてこれらのことを考えながら最終的には自分の解き方を確立できることを目標にしていくといいでしょう。

 

 

 

 ・なんだかんだ一番難しかったりする「古文」

 「古文」は現代文や小説よりも文章量はそこまで多くありません。しかし古文単語や文法がわからないとスタート地点にすら立てないのが厄介なところです。たまに感覚でそこそこの点数が取れたりするのですが、やはり安定して点を取るためには単語、文法が必須になってきます。

 では英語のように何百という単語を一からまた覚え、難しい文法を勉強しなければならないのか、、、と思いますよね。しかし実は結構な人が知らない裏技があったりします。

 それがゴロゴなのです!!

 これは古典専用の単語、文法をその名の通り語呂で覚えることのできる最強の参考書です。この本のすごいところは語呂の一つ一つにイメージ絵があり思い出す際の手助けをしてくれます。しかも一つの語呂でいくつもの単語を覚えることができるので本来の単語の量よりも格段に少なくなっています。

 私もこのゴロゴには大変お世話になりました。何といっても語呂とイメージ絵の二段構えで覚えているので、これがなかなか忘れない。下手をしたら一度覚えたら入試までずっと覚えていられるものもあるほどでした。

 なので実際の文章を読む練習は過去問で行い、それに加えてゴロゴで夏休み中に一冊覚えることができれば気づけば古文が一番得意な大問になっていたりします。

 

 

 ・後で日本語訳を読むと全く違う物語だったりする「漢文」

 さあ、長い文章をここまで読んでくださった皆さんこれが残り最後の大問となりました。「漢文」は他の大問よりも一般的に点が取りやすいといわれています。しかし当時の私は大きな勘違いをしてしまうことが多くぜんっぜん別の物語を一人で納得して問題を解き、大爆死したこともありました。

 それではどのように「漢文」は勉強していけばいいのか。これは古文に通じるものがります。つまり単語と文法をマスターすることがやはりこの漢文で点を取る第一関門になってくるのです。

 しかし漢文に関しては古文ほどたくさんの単語や文法がないのは事実。さらには文章も漢字の雰囲気である程度わかったりもします。なのでゴロゴのような神のような参考書がなくても自分の今持っているその参考書で十分点数は取れます。

 ちなみに私が当時使っていたものを紹介しておくと漢文早覚えというもので勉強していました。

 あとは過去問で出題形式さえ知って漢文に慣れてしまえばそこまで難しいものではありません。あえてほんの少しのコツを語るなら単語の中でも「接続詞」を特にしっかり覚えてそれを便りに文章を読んでいくといいでしょう。

 

 

 3.最後に

 

 

 初めにも言いましたがとにかく国語は自分がどのくらいできるのかを早いうちに知っておくことが何よりも大切です。

 もし何の教科から勉強しようか迷っている人がいるなら国語の過去問から手を付けてみるのもありでしょう。あまり目に見えて勉強の成果が出ない教科かもしれないですがその分一度付けた力はちょっとやそっとでは落ちることはありません。一問一問の配点が高く、安定しにくいですがそここそが他の人と差をつける部分になっていきます。

 受験生の皆さん、とにかく焦らずに国語の勉強は頑張ってください。

 

 私もいつも応援しています!!!